2010年09月09日

嫉妬

「お姉ちゃんばっかいいなぁ~」

と三女がすねていました。


何を羨ましがっているのかといえば


「お姉ちゃんばっかり、薬もらってきてずるいっ。」


ということらしいです。



我が家では

薬はここ3年ほど、ほとんど使いません。


学校で治療の紙をもらってきた場合に

歯医者さんと眼医者さんにいくくらいです。


三女なんて生まれてこのかた、ほとんどお医者さんに
お世話になったことがありません。


だから、お医者さんの薬なんていったら
三女にはマックのハッピーセットと同じくらい
希少価値のある、プレミアムの粉なのです。


長女が生まれたときにお友達になったママ友に

「子供には薬はできるだけ飲ませないほうがいいよ」

とアドバイスを受けました。


当時は、第一子ということもあり、

少し鼻水が出たり、熱が出れば
いそいそとお医者さんに連れて行ったものです。


そのアドバイスを受けたママ友が
薬剤師さんだったから

妙に信憑性が高い言葉として
新米ママの私の心にひっかかったのです。



熱が出たら、キャベツをゆでたのをわきの下や
首の後ろにあてて熱を体から逃がすといい。

とか

自然に治す力を子供につけてあげるために、
3日間は様子をみる。

など、

どの育児雑誌・育児書をみても載っていない
情報をくれました。


そこが、今の私の原点なのかと思います。


そこから、カイロプラクティックに出会って、
運動療法に出会って、
心理学に出会って …


救急箱から
頭痛薬と風邪薬が消え
胃腸薬は期限が切れ

本棚からは自己啓発本がなくなり


死ぬまで飲まないと再発する
といわれた甲状腺の薬も
飲まなくてもよくなった。


次女が「お母さん、ワタシ…この薬のんだほうがいい?」とたずねました。


「この薬は○○という効果があるけど、●●という副作用があるの。
喉のおくに炎症があるかもしれないとお医者さんは言ってたけど、
炎症っていうのはね…」
と小学五年生にプチ薬学セミナー。


そうしたら、彼女は一日三回に処方された薬を
「一日一回のむにするかな」とつぶやいていました。


彼女の中に、
自分で病気と闘う免疫力
自分で選択するという自立した心が育っていくことを
心から祈るばかりです。




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Posted by かんのんママ at 00:29│Comments(0)うちも三姉妹
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